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発達障害全般

発達障害全般

「発達障害」という言葉は、メディアなどで耳にしたこと、書籍や雑誌などで目にしたことがある方も多いと思います。
最新の分類(DSM-5)では、神経発達症群という名称に変更されていますが、当HPでは耳慣れた「発達障害」という言葉を使います。

発達障害とは?

発達障害は、脳の認知機能のかたよりによって起こる障害の総称と言えると思います。こう記しますとかなり堅苦しくて理解しづらいですね。
もう少し噛み砕きますと、生まれもった発達上の個性(特性)がアンバランスになってしまい、日常生活に困難をきたしてしまっている状態だと説明できます。

発達上の個性(特性)とは?

勉強ができる、できないということではなく、生きていく中で発揮する認知機能についての個性(特性)が強かったり弱かったりとアンバランスが見られます。
具体的には以下のような面での個性(特性)が見られることがあります。

 対人関係を作るのが苦手(社会性)

社会の中で他者とまじわるには、相手の気持ちを汲み取ったり、場の雰囲気を読み取った言動などが求められます。
しかし社会性に苦手がある方は、自身や他者の状況がどうであれ、自分の思うままに言動してしまう傾向があります。
母親に甘えることをしない、学校で友達ができないが寂しいとも思わない、相手との距離感が掴みづらい、マナーやルールが理解しづらい、などです。

 コミュニケーションが苦手

言葉を理解すること、言葉にして表現することの両方が苦手です。相手にどう伝わるか?相手は何を伝えようとしているか?がわかりづらいため、会話がうまく成立しません。
会話はできても、言葉の使い方が不自然な場合もあります。会話は相手との言葉のキャッチボールですが、相手からのボール(言葉)を受けずに投げ続けてしまうこともあります。
言葉をそのまま理解する傾向のため、社交辞令とか冗談を理解しにくかったりする場合があります。表情が乏しかったり、視線があいづらかったりするために、不自然さが感じられることもあります。

 強いこだわり、変化を嫌う特性

限定的・反復的な行動が特徴です。1日のスケジュールが、起床時から就寝まで判を押したようにきっちり、毎日進んでいく方もいます。
その中で、突発的な出来事や不測の事態が生じると強い不安や恐怖を感じ、ひどく混乱することもあります。
また、趣味や特技などのものへは通常では考えられないような集中力を発揮し、すばらしい業績を上げる方もいらっしゃいます。

 不注意が目立つ特性

ケアレスミスが多かったり、約束を忘れてしまったりと、注意をし続けることが苦手なために生活で支障が出ることがあります。
忘れ物が多かったり、ものをすぐ失くしてしまったりする方もおられます。気が散りやすいので人の話を最後まで聞いていなかったりする場合もあります。

 落ち着きがなく、衝動をとめられない特性

じっとしておれず絶えず足を揺すっていたり、授業中でも椅子にじっと座っていられず立ち歩いたりするような多動性を認める方もいます。
一方で、カッとなりやすく衝動的に行動する特性も見られる場合があります。

 その他

聴覚や味覚などの感覚が非常に敏感であったり、逆に鈍感であったりする場合があります。例えば、他者が気にしないような音や匂いに敏感だったり、痛みを感じにくかったりなどです。
また、複雑な動きをコントロールすることが苦手で、運動全般が苦手という方もおられます。

病気なの?障害なの?

上記のような発達の個性(特性)は、言い換えてみるとその方の得意・不得意のかたよりだと言えるでしょう。
このような特性は100か0かで考えられるはずもなく、社会性は優れているけど少し注意は維持しにくいなどと、各人によってばらつきがあって当然です。
どんな人でもばらつきは程度の差はあれ、もちあわせています。そのばらつきを持ちながら、日常や学校、職業生活を送っています。ばらつきそのものは病気でも、障害でもありません。
ただ、このばらつきが非常に大きい場合には、社会生活上でいろいろと困りごとが出てきます。社会性の苦手が大きければ、相手のペースがわからなくて営業で失敗してしまうとか、学校なら友達がうまく作れないなどです。
このように、もともと個人がもっている発達の個性(特性)によって生活に困りごとが大きくなるようなら、そこで発達障害ではないかと考えることになります。

いつから症状が出てくる?

神経発達症、という新しい名称が出てきたように、ある日突然この個性が出てくるわけではありません。むしろ、これらの個性(特性)は生まれもったものと考えられます。
ですので、幼少期にすでにその個性がかなり強く出ている場合には小児科や児童精神科などで発達障害の診断がつく場合もあります。
一方、発達の個性(特性)はいくらかもっていて、小さい時にもなんとなく変わっているかな?と思われながら特に困りごとまでには至らず、大人になって社会に出てから急に発達特性のために生活の困りごとが出現することもあります。大人の発達障害といえるかもしれません。

どんな種類があるの?

細かく分類されていますが、代表的なものは以下の通りです。

自閉スペクトラム症(昔でいう、アスペルガー障害や広汎性発達障害など)
注意欠如・多動症(ADHD)
限局性学習障害

それぞれについて、別立てで説明していきたいと思います。

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